
安全基準はどのようにできてきたか
橋本 毅彦
2017年5月26日
東京大学出版会
3,960円(税込)
科学・技術
堤防の高さはどのようにして決まるのか? どのレベルであれば食品を安全に食べられるのか? 消防・原子力・医療機器など現代社会を支える9つの技術の安全基準について,その成り立ちの歴史的経緯や,背景にある技術的考察について解説する. はじめに 序章 身の回りの安全基準(橋本毅彦) I 交通 第1章 航空機と運航システムーー安全基準の多角性と統一性(橋本毅彦) 第2章 船舶と航海の安全性ーー保険業界・船級協会による評価(神谷久覚) II 災害 第3章 戦前の消防体制と戦後の消防力ーー都市構造と組織拡充 I 戦前の東京における火災対応(鈴木 淳) II 戦後日本の消防力整備(関澤 愛) 第4章 日本とオランダの治水計画ーー確率論と基本高水 I 日本の確率論導入と基本高水(中村晋一郎) II デルタ・プラン以降のオランダーー社会費用便益分析と許容リスク(中澤 聡) 第5章 原子力分野における確率論的安全評価の導入ーー日本の事例(岡本拓司) III 健康 第6章 食品の安全性と水銀中毒ーー生活習慣と行政基準(廣野喜幸) 第7章 災害予防と心理学的類型ーー労働と適性検査(鈴木晃仁) ? 国際規格 第8章 医療機器の国際規格づくりーー臨床試験と適正実施基準(上野紘機) 第9章 欧州の試み:CEマーク制度ーー安全確保への新機軸(田中正躬) 終 章 技術システムを支える安全基準(橋本毅彦) おわりに How have safety Standards been Constructed? Takehiko HASHIMOTO, Editor
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