
複素函数論
東京大学基礎工学
犬井鉄郎 / 石津武彦
1966年5月30日
東京大学出版会
3,850円(税込)
科学・技術
本書は“基礎工学”叢書中の「微分方程式」、「力学」に続くもので、新制大学の理工学部における基礎科目である応用数学関係の教材の一つとして編集したものである。全体の構成は、まず複素数の概念から始めて1個の複素数を変数とする一般函数論の初歩を解説し、最後の1章で同じく1個の複素数を独立変数とする線形微分方程式について論ずる。微分積分学を基礎として発展した解析学の本質は複数函数論の立場に立って初めて理解されるといっても過言でない。物理学を先頭とする自然科学ならびにそれらの応用である工学での数学的扱いの立場からいっても、複素函数論の重要性は加速度的に増大する現状であり、その概念の把握は理工学を学ぶ者にとって不可欠のものであろう。
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