神の手(下)

久坂部羊

2010年5月31日

NHK出版

1,980円(税込)

小説・エッセイ

医療崩壊が進む日本で、従来の医療制度や状況に不満を持つ先鋭的な医師たちが、大物政治家を後ろ盾に、日本全医療協会(JAMA)を発足させる。彼らは斬新な提案を次々と発表し、多くの医師を取り込んで、医療界における一大勢力となり、安楽死法の成立を目指す。万策尽きて施された安楽死に苦悩する医師や遺族、医療を政治の道具にしようと目論む政治家などが繰り広げる物語をとおして、崩壊の危機にある現代医療を展望し、日本に安楽死は必要なのかを鋭く問いかける。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(6

starstarstar
star
3.6

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

24

未指定

7

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください