護られなかった者たちへ

中山 七里

2018年1月24日

NHK出版

1,760円(税込)

小説・エッセイ

「あなたにこの物語の犯人はわからない」 - 中山七里 仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨が理由とは考えにくい。 一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。 三雲の死体発見から遡ること数日、一人の模範囚が出所していた。 男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か? なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか? 誰が被害者で、誰が加害者なのか──。 怒り、哀しみ、憤り、葛藤、正義…… この国の制度に翻弄される当事者たちの感情がぶつかり合い、読者の胸を打つ! 第三の被害者は誰なのか? 殺害された彼らの接点とは? 第三の被害者は? 本当に“護られるべき者”とは誰なのか? “どんでん返しの帝王”中山七里が、日本の社会福祉制度の限界に挑んだ問題作!

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みんなのレビュー (4)

onochin

七里らしくない

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2.1 2023年10月30日

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🌻

(無題)

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3.5 2023年07月09日

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onochin

七里らしくない

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2.1 2021年11月20日

このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る

Readeeユーザー

良くありがちだが

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3.9 2020年11月12日

さすがの中山七里さんです。オチは読めたが、そこまでは良かった。東北は行った事ないから土地勘はなかったのが個人的に残念。

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