この子らを世の光に復刊
近江学園二十年の願い
糸賀一雄
2003年12月31日
NHK出版
2,090円(税込)
人文・思想・社会
滋賀県下に蒔かれた一粒の椎の実が、風雪の中で大きな椎に生長していく。日本の重症障害児福祉の草分け「近江学園」の建設史であるこの書は、自からの人間形成を語った著者の心の唄でもあろうか。戦後二十年をふり返って、挫折や消沈の日々に何を考え何をしようとしたかを糸賀さんは卒直に語っている。陽の目を見ない場所で障害児と共に暮す著者の眼は温かく鋭い。糸賀人生読本であると同時に、日本の社会福祉事業の貧困を深く考えさせる告発の書でもある。
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