試験に出る哲学

「センター試験」で西洋思想に入門する

NHK出版新書

斎藤哲也

2018年9月30日

NHK出版

946円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

思想の重要なポイントが毎回出題される「センター試験・倫理」。哲学を学び直すなら、これにあたるのが一番。ソクラテス、プラトンからニーチェ、ウィトゲンシュタインまで、厳選20問にチャレンジし、解説とイラストを楽しむうちに西洋思想の基本がサラリと頭に入ってくる。大ベストセラー『哲学用語図鑑』の監修者、初の書き下ろし新書!

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(7

starstarstar
star
3.76

読みたい

9

未読

7

読書中

8

既読

33

未指定

51

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (2)

toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

なぜか哲学のことを知りたい、という欲求が昔からあって…たまーにそういう本を買ったり借りたりするのだけどもいつもちんぷんかんぷんで...お恥ずかしながらようやく気がついたのはいきなり哲学者の本を読んでも理解できない、ということでやはり入門書から読んでみようと思ってまず手にとって見たのがこれ。タイトルこそふざけた感じだけど個人的にかなり優れた書物と思っている「哲学用語図鑑」の監修者が書いたものということがわかったので読んでみましたがこれがあたり。センター試験の倫理で過去に出された問題を取り上げて、設問の意味をわかりやすく解説してくれているのでようやくこういうことだったのか、と少し理解ができたように思うのと巻末の参考書籍一覧が非常に良かった。ここからさらに入門的なものを読んでいきたいと思います。哲学が分かったからどうなるのか、についてそもそも分かっていないのだけど(笑)

全部を表示

T2XFG6hqKaRYTa9

教科書を一通り読んだ後に読むべき一冊

starstarstar
star
3.8 2020年02月10日

西洋哲学を平易に解説。 ただ、本書がセンターの問題を扱っているように、「センターの解説」をしながら進めていく形式であるため、教科書や資料集の基礎知識が頭に入っていないと読みにくい本かもしれない。 また、小ネタ等も入っていて読んでいて楽しめるのだが、近代哲学になっていくと解説一辺倒になる場面も多く、センターの解答の解説も後半から、「今まで説明したように」とほとんど解説をしていない。本自体の構成にやや問題があった。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください