アリストテレスはじめての形而上学

NHKブックス

富松保文

2012年6月30日

NHK出版

1,045円(税込)

人文・思想・社会

形而上学が向き合ってきた「“ある”とは何か」という問い。それは私たちがこの世界を生きるときに直面する問いである。この問いを、アリストテレスを読み解きながら考えていこう。太さを持たない「線」が「ある」とはどういうことか?この疑問を出発点にして、プラトンやピュタゴラス、ユークリッドなどの言葉とも向き合い、世界とはどのように立ち現れるか、時間とはいったい何なのか、そして私たちが生きることとは何かを探る。「存在」を一から問い直す、はじめての形而上学への誘い。

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