
意味の世界 [改版]
NHKブックス No.1290 1290
池上 嘉彦
2024年10月25日
NHK出版
1,760円(税込)
人文・思想・社会
ことばを記号でなく文化としてとらえ、その意味のありようを解明する 私たちは毎日、膨大な量のことばと記号、そしてそれらが表す意味に囲まれて暮らしている。本書は、現代言語学の中心分野である「意味論」の立場から日常生活における言語体験を分析し、ことばの意味が固定したものではなく、時代や文化、状況の違いによって様々に変転することを明らかにする。さらに文化や思考様式と、言語の意味構造がどのように連関しているのかを、豊富な事例を挙げながら解説する。意味論の新しい世界を切り開いて長く読まれた記念碑的著作を復刊する。復刊に際して「改版あとがき」を付加。著者の学問的履歴・原著執筆の背景事情・刊行後の言語学の歩みがわかります。 序章 二つの挿話 「青木屋」と「ブルー・ツリー」/「借リル」と「貸ス」 第一章 言葉ともの 言葉の意味と指されるもの/「婉曲」な言葉使い/「皮肉」な言葉使い/戯語 第二章 意味の類似性 意味の類似性と指示物の同一性/同義語/反意語/包摂語と被包摂語/意味の因数分解/語結合/意味の重複と矛盾 第三章 意味の曖昧さ 不確かさ/意味の曖昧さ(1) 同音性/意味の曖昧さ(2) 多義性/同音性と多義性/文のレベルでの多義性/意味とコンテクスト 第四章 言葉の意味する部分と意味しない部分 意味を担う最小の単位/語の恣意性/擬声語・擬態語/語の有契性/有契性の喪失/有契性の獲得ーー民間語源 第五章 意味の変化 語の意味の変化/意味変化のメカニズム/語義の類似性に基づく場合/語義の近接性に基づく場合/語形の類似性に基づく場合/語形の近接性に基づく場合/意味の一般化と特殊化/意味の向上と堕落/言語の習得の過程における意味変化/語の廃用化 第六章 文法と意味 品詞と意味/主語、目的語と意味/〈動作主〉、〈被動者〉など/〈主題〉と〈叙述〉/〈既知〉と〈新出〉 第七章 センスとナンセンス 意味をなす表現となさない表現/語法上での基準と「ずれ」/コンテクストの役割/「詩的」であるということ 第八章 言語と文化・思考 文化的な関心の反映としての意味構造/思考様式を規定するものとしての意味構造/行き過ぎた議論の危険性/語から語法・文法へ 改版あとがき
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