
東から来た襲撃者
Hayakawa pocket mystery books
テッド・ウッド / 伏見威蕃
1988年5月1日
早川書房
858円(税込)
小説・エッセイ / 新書
角材を持って打ちかかった二人は、ベネットにたちまち叩きのめされた-。ベネットは、友人フルウェルから、トロントのビル建設現場で臨時警備を頼まれたのだった。だが、事件は思いもかけない展開を見せた。黒幕の存在を感じたベネットは、捕えた二人に依頼人の名を吐かせ、その男トニイの許に乗り込んだ。ところが、彼を迎えたのは武術に長じた謎の東洋人だった。奮闘空しく殴られて気を失った彼がようやく意識を取り戻すと、家の中にはあろうことかトニイの死体がころがっていた。殺人の疑いを晴らし、事件の真相を暴くべく、ベネットの鉄拳は正体不明の敵に向かって唸りをあげる。人種の坩堝トロントに渦巻く陰謀とは?元コマンドーのタフガイ署長と愛犬サムの豪快なアクションが冴える人気シリーズ第四弾。
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