地上最後の刑事
Hayakawa pocket mystery books
ベン・H・ウィンタース / 上野元美
2013年12月6日
早川書房
1,760円(税込)
小説・エッセイ / 新書
ファストフード店のトイレで死体で発見された男性は、未来を悲観して自殺したのだと思われた。半年後、小惑星が地球に衝突して人類は壊滅すると予測されているのだ。しかし新人刑事パレスは、死者の衣類の中で首を吊ったベルトだけが高級品だと気づき、他殺を疑う。同僚たちに呆れられながらも彼は地道な捜査をはじめる。世界はもうすぐなくなるというのに…なぜ捜査をつづけるのか?そう自らに問いつつも粛々と職務をまっとうしようとする刑事を描くアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞作!
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toruo
(無題)
タイトルはそのまんまの話で、あと半年で小惑星が激突して人類が滅亡することが分かっている世界が舞台で、小さな街の新人刑事が主人公。 マクドナルドのトイレで見つかった首吊死体に不自然な点を見出した主人公は終末に向かう世界で一人地道に捜査を行う、というお話。 粗筋を読んで凄く読んでみたかった作品です。 終末ものといえばマッカーシーのザ・ロードを思い出しますが、こちらのほうが妙にリアル。 自殺する者、死ぬ前にしたいことをする者、アルコールや麻薬に浸る者、がいる一方で変わらず日々を送る者もいる社会。 謎解きもなかなかの作りだし、独特の世界観もよく描けていて面白い作品でした。 三部作の一作目というから次作も楽しみです。
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