続・用心棒
ハヤカワ・ミステリ
デイヴィッド・ゴードン / 青木 千鶴
2021年4月1日
早川書房
2,090円(税込)
小説・エッセイ / 新書
ニューヨークの裏社会を取り仕切る犯罪組織のボスたちは、敵対するテロリストに打ち勝つべく、特殊部隊出身の用心棒ジョー・ブロディーを暗黒街の“保安官”に任命した。そんな折、アルカイダ系のテロ組織がヘロインの取引を準備しているとの情報が入った。彼らは薬物を宝石と交換しようとしているらしい。それを阻止するため、ジョーには困難なミッションが与えられるー取引に応じると見せかけて、奴らの資金源を断て!『二流小説家』の著者が躍動感とユーモア豊かに描くクライム・ノヴェル、シリーズ第二弾!
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toruo
(無題)
一作目が面白かったので二作目も読んでみた。前作で結果的にテロリストの野望を打ち砕いたため闇の世界の保安官に任命された主人公…というところで既に本作もかなり荒唐無稽な設定な訳だが本作では中東のテロリストが合衆国にヘロインを持ち込もうとしておりニューヨークの主だった犯罪組織が主人公にその対応を一任する、という話。そのために主人公は 1) 取引に必要となったダイヤモンドを調達する 2) 取引を行いヘロインを入手する 3) その上でテロリスト組織からダイヤを奪回しテロリストに打撃を与える という一連の難題に挑まざるを得なくなる…という前作にも増しての荒唐無稽さというかほぼコミックの世界。あとがきで指摘があったけど確かにルパン三世というよりウェストレイクのドートマンダーシリーズに少し似ていてとても無理と思われる犯罪計画にいろんな才能を持ったメンバー達が取り組んでなんとか成功させるのだけど…みたいな展開だがこちらの方が少し真面目な感じではあるかな。主人公もそうだけどそのまんま漫画にできそうな登場人物達の造形も相変わらず上手い。荒唐無稽なのもここまで振り切っていると面白くて次作も楽しみ。
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