ゲイトウエイ(3)

ハヤカワ文庫

フレデリク・ポール / 矢野徹

1988年11月30日

早川書房

555円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

ロビネット・ブロードヘッドの旧友、オーディー・ウォルサーズが、ヒーチー人の思考らしきものと接触した。その接触源にむけて、ブロードヘッドはすぐに無人船を出立させる。ただし、その方向はアインシュタイン・プログラムがヒーチー人が潜んでいると主張していた、銀河系中央の巨大なブラック・ホールの位置とは微妙にずれていた。けれども無人船が送信してきたのは、端から端まで十万キロもの長さの帆を備えた光子宇宙船の影像だった。ついにヒーチー人の正体が明かされるのだろうか?多面的な語り口で鮮やかに描きだされる壮大な宇宙史。

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