華氏451度〔新訳版〕
ハヤカワ文庫SF
レイ・ブラッドベリ / 伊藤 典夫 / 小野田 和子
2014年6月26日
早川書房
946円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
華氏451度ーこの温度で書物の紙は引火し、そして燃える。451と刻印されたヘルメットをかぶり、昇火器の炎で隠匿されていた書物を焼き尽くす男たち。モンターグも自らの仕事に誇りを持つ、そうした昇火士のひとりだった。だがある晩、風変わりな少女とであってから、彼の人生は劇的に変わってゆく…。本が忌むべき禁制品となった未来を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代文明を鋭く風刺した不朽の名作、新訳で登場!
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海坊主
暗く饐えた臭いがする街
焚書により書物が失われ、人間の思考力、記憶力が低下したディストピアを描く。ファイアマン(昇火士)の主人公が書物は本当に悪なのか疑問を持つ。 内容にあまりスピード感がない為、単調な印象を受ける。 「きみがさがしているものは、この世界のどこかにある。しかし、ふつうの人間がさがしものの99%を見い出すのは本のなかだ。」 ーp144 「ものの喩えを証と見あやまり、とめどない饒舌を偉大な真理と履きちがえ、おのれのことばを神託と思いこむ愚かさはわれわれに生得のものである」 (ポール・ヴァレリー『レオナルド・ダヴィンチの方法』より引用 本文ーp181) この引用文にはシビれた。カッコ良すぎる。
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