ナイト・マネジャー(上)
ハヤカワ文庫
ジョン・ル・カレ / 村上博基
1998年6月30日
早川書房
1,254円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
スイスの名門ホテルのナイト・マネジャーであるジョナサンは、ある吹雪の夜、武器商人のローパー一行を迎え、衝撃を受けた。ローパーこそ、彼が愛した女性を死に追いやる元凶となった男だったのだ。やがて、イギリスの情報部から独立した新エージェンシーがジョナサンの存在を知り、ローパーの武器密輸の現場を押さえるべく彼をリクルートした。復讐に燃える彼はローパーに接近していく!巨匠が現代の敵を描破した野心作。
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toruo
(無題)
ある本屋で平積みにされてたのでてっきり最新作かと思って手に取ったら1993年とかなり古い作品だった。映像になったから改めて売り出されていたんだな。 この作者の作品は面白いのだけど「文学的」と評されるほど難解でそれは初期の作品に顕著なので読むのに覚悟がいり、なかなか手に取らず…結果、存在に気がついてなかった作品だった… ソビエトとの冷戦をテーマにスパイ小説を書いていた作者が冷戦終結とともに方針転換しはじめた頃の作品で国際的な武器商人と彼を追う情報機関との戦いを描いている。 武器商人の優雅な生活、適度なアクション、情報機関側の陰湿な権力争い、魅力的な主人公等々、これは確かに映画にしたくなるような作品だと思った。かなりの読みにくさにも関わらずとても楽しく読めた。改めてチェックしたら他にも読み漏らしている作品があったので追い追い読んでいこうと思った。
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