暗殺者の正義

ハヤカワ文庫

マーク・グリーニー / 伏見威蕃

2013年4月30日

早川書房

1,188円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

“グレイマン(人目につかない男)”と呼ばれる暗殺者ジェントリーは、ロシア・マフィアから、悪名高いスーダンの大統領の暗殺を依頼された。だがCIA時代の上官が現われ、意外な提案をする。大統領を暗殺するふりをして拉致せよ。成功すれば、今後命を狙うことはないというのだ。彼はロシア・マフィアの依頼を受けたように見せかけてスーダンに赴くが、次々と思わぬ事態が!『暗殺者グレイマン』に続く傑作冒険アクション。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(7

starstarstarstar
star
4.19

読みたい

5

未読

11

読書中

0

既読

50

未指定

40

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

シリーズ2作目。ゴルゴ13のノベライズものみたいな作品のうちの一つ^^; 主人公はグレイマン=目立たない男、と言われる殺し屋。 と言っても元はCIAの軍事部門で働いていたのだが、自分にも分からない理由で「見つけ次第射殺」の扱いにされてしまい逃げている身の上。 警備会社を経営するイギリスの情報機関OBに匿われ、切り札として使われていたのだが前作でその関係も壊れ、今はロシアマフィアの庇護の元にある。 その彼がロシアマフィアからスーダン大統領の暗殺を依頼され、同時に古巣のCIAからは処分取り消しを見返りに大統領の誘拐と西側への引き渡しを依頼されるという設定。 とにかくきわどいアクションの連続と、それだけでなくスーダンをめぐる大国の思惑などが上手く盛り込まれていて単なるドンパチではない魅力がある。 あとがきによると三部作ということなので次作で最後...早くも待ち遠しい気持ち^^

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください