数学は科学の女王にして奴隷(1)

ハヤカワ文庫

E.T.ベル / 河野繁雄

2004年9月30日

早川書房

880円(税込)

科学・技術 / 文庫

思考に可能な限りの高みに達する威力ゆえ「科学の女王」と称揚される数学は、一方で先端科学の解決手段として利用される「奴隷」である。この一見矛盾する性質こそは、研究者を魅了する理由にほかならない。名数学史『数学をつくった人びと』の著者が、数学上重要なアイデアの面白さと、それがどう科学へ応用されたかについて、その発明者たちのエピソードを交えつつ綴ったもうひとつの数学史。

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