クロス・ボーダー 上
ハヤカワ・ミステリ文庫 V・I・ウォーショースキー・シリーズ 0
サラ・パレツキー / 山本 やよい
2021年9月16日
早川書房
1,210円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
小さな仕事をさばきながら、何とか糊口をしのいでいる探偵ヴィクのもとに、一本の電話がかかってくる。それは親友ロティの又甥が殺人容疑をかけられているというものだった。彼を助けるために調査を始めた彼女だったが、そこにまた別の事件が持ち込まれる。ヴィクの姪リノが失踪したというのだ。期せずして彼女はふたつの事件を同時に追うことになるが…弱きを助け強きを挫く、V・I・ウォーショースキー堂々の帰還!
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toruo
(無題)
邦訳されるたびに手に取ってるシカゴの女性探偵シリーズも19作目だとか。作者の信条だろうけどリベラルに過ぎて鼻につくところが偶にあるのだけどほんとによくできた作品をこれだけ長く出し続けているのは凄いことだと改めて思う。本作では主人公の親友から甥が殺人容疑をかけられて行方不明になったという相談と、元夫の姪が行方不明になったという相談が相次いで寄せられる。一見関係なさそうな二つの事件がそのうち交わりだして...という話。元夫と同じく弁護士資格を持っているにも拘らずプール付きの豪邸に住む元夫とは正反対の大して儲からない弱者救済に体を張って時に満身創痍になって取り組む主人公。本作では完全にやりすぎな箇所もあって正義のためだったら何してもいいというのは違うと個人的には思っているのでちょっと疑問なところもあるけれど、分量を気にさせない面白さは相変わらず。そして...身内が絡む事件もそろそろ打ち止めかと思うけどどうなんだろうという興味もあって...次作が早くも楽しみです。
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