
死体のC
ハヤカワ・ミステリ文庫
スー・グラフトン / 嵯峨静江
1987年10月31日
早川書房
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
ボビーとは週の初めに出会い、週の半ばには彼は死んでいた。「誰かがぼくを殺そうとしている」という彼の言葉どおりになり、誰も犯行をくいとめることができなかった。ボビーは富豪の息子で、ひどい交通事故のあと、わたしと同じヘルスクラブに通っていた。事故を殺人未遂と主張しても、警察にはとりあってもらえず、それでわたしが調査を始めた矢先だったのだが、再び事故に遭うことになろうとは…。好きだったボビーのため、わたしは必死で事件の謎を追った。南カリフォルニアに吹く新しい風、女探偵キンジー・ミルホーン・シリーズ第3弾。
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