
六人目の少女
ハヤカワ・ミステリ文庫
ドナート・カッリージ / 清水由貴子
2015年3月6日
早川書房
1,210円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
森で見つかった六本の左腕。それは連続少女誘拐事件の被害者たちのものだった。しかし、判明している被害者は五名。六本目の腕は誰のものなのか?失踪人捜索を専門とするミーラ・ヴァスケス捜査官は、著名な犯罪学者ガヴィラとともに特別捜査班に加わる。だが、懸命の捜査にもかかわらず少女たちの無残な遺体が次々と発見されるーフランス国鉄ミステリ大賞、バンカレッラ賞など多数の賞に輝く傑作サイコ・サスペンス。
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toruo
(無題)
これもまた微妙な...イタリアンサイコミステリです。 森に埋められていた6本の少女の腕が発見される...世間を騒がせている連続誘拐事件の被害者のものと判明するが、被害者と思われている少女は5人、後1本は誰の...というお話。警察に挑戦するかのように犯人は、次々と遺体を発見させ、そして... 捜査チームに新たに加わった失踪人捜索のエキスパートである女性警官と犯罪学者を中心に6人目の捜査と犯人捜しがくりひろげられるわけですが...犯人に近づく手段として「見える」人がでてきたり、最後はディーバーばりの二転三転を狙ったみたいだけどちょっと粗かったり。 真犯人の作りは斬新だし面白いなとは思いました。そもそもサイコものはあまりに残酷すぎてあんまり好きじゃないので、感想もちょっと辛いかな。そういうの平気な人には面白いと思いました。
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