万物の尺度を求めて
メートル法を定めた子午線大計測
ケン・オールダー / 吉田三知世
2006年3月31日
早川書房
3,080円(税込)
科学・技術
18世紀当時すでに完成されていた、精緻きわまりない測地学の方法の素晴らしさ。そこに忍びこむ、避けえない測定誤差。そして、その誤差さえもが科学を科学たらしめるうえで重要な役割を果たす。人間の営みとしての科学の発展を、グローバリゼーションの先駆けとも言うべき、世紀の測地学ミッションの胸おどる経過に織り混ぜて語りつくす、一大科学絵巻。
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古今東西の本棚
万物の尺度は人間である
1メートル。この長さを決めるためにフランスの科学者2名が北と南に分かれて測量の長い旅に出た。南に旅立った科学者は、自分の計算の誤りに気づき捏造してしまった。彼の死後、彼のパートナーであるもう一人の科学者がその事実を知った時…。 1メートルの長さを決めるフランスの国家的事業の顛末を書いたノンフィクションです。南に旅立った科学者メシェンは自責の念から鬱病になり没しますが、意外な結末となります。ものすごく長い本でしたが、時間をかけて読むと、歴史の持つ面白さが詰まった良書でした。
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