殺戮の世界史
人類が犯した100の大罪
マシュー・ホワイト / 住友進
2013年3月22日
早川書房
5,500円(税込)
人文・思想・社会
チンギス・ハン、ナポレオン、ヒトラー、毛沢東…。一番残酷な権力者は?20世紀は本当に史上もっとも暴力に満ちた時代だったのか?最大の災厄をもたらすのは宗教?独裁者?資本主義?それとも共産主義?博覧強記の司書にして、評価の高いウェブサイトの主宰者が、人類史に爪痕を残す100の蛮行を独自に読み解き、犠牲者数を集計。紀元前5世紀の第二次ペルシア戦争から20世紀の第二次コンゴ戦争までを対象に、統計学の知識とストーリーテラーの才能を駆使し、闇の年代記を編み上げる。これまでになかった、まったく新しい歴史書の誕生。
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toruo
(無題)
これは労作。 図書館司書がまとめたここ100年の大量殺戮ランキング本。 個々の事件について簡単な解説も書かれているのだけども...たぶんに作者の主観に基づいていて首を捻る見解のものもある。 しかしこういう本を読むと、人類とは定期的にお互いを殺戮しないといけない動物なのかもしれない、と思う。 歴史に興味があると個々の見解に文句を言いたくなってしまうので浅くいろいろ知りたいランキング好きの人で、ニンゲンを嫌いになりたい人にはお薦めですね...ちなみにここ100年の残虐な大量殺戮上位10は作者によると以下のとおり。 1.第二次世界大戦 6,600万人 2.チンギス・ハーン 4,000万人 毛沢東 4,000万人 4.英領インドの飢饉 2,700万人 5.明王朝の滅亡 2,500万人 6.太平天国の乱 2,000万人 スターリン 2,000万人 8.中東の奴隷貿易 1,850万人 9.ティムール 1,700万人 10.大西洋の奴隷貿易 1,600万人 大量殺戮に一番関わった国はこの本だとフランスとされているけども、アジアと共産主義の残虐性が際立ってますね…
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