地球が寂しいその理由

ハヤカワSFシリーズ

六冬和生

2014年10月24日

早川書房

1,980円(税込)

小説・エッセイ

地球と月を統括する量子コンピュータのAI人格は、双子の姉妹だった。姉のアリシアは、崩壊寸前の地球環境と社会の維持につくす優等生タイプ。妹のエムは、ゴシップに夢中な月の脳天気ガール。人間を常に教導し畏怖されている姉妹だが、秘密の専用回線では毎日喧嘩ばかり。月のヘリウム3採掘権をめぐる姉の申し入れに対して、妹が出した条件はなんと地球のロックスターの月面公演依頼だった。万事がこの調子の妹にアリシアは激怒するが、エムには姉に告げられないある“秘密”があったー星間を行き交う罵詈雑言の応酬の裏で、地球圏全てを巻き込む壮大な危機が迫る…。ハヤカワSFコンテスト大賞受賞第1作。

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