羊飼いの暮らし
イギリス湖水地方の四季
ジェイムズ・リーバンクス / 濱野 大道
2017年1月24日
早川書房
2,640円(税込)
ビジネス・経済・就職
太陽がさんさんと輝き、羊たちが山で気ままに草を食む夏。羊飼いたちのプライドをかけた競売市が開かれ、一年で一番の稼ぎ時となる秋。過酷な雪や寒さのなか、羊を死なせないように駆け回る冬。何百匹もの子羊が生まれる春。羊飼いとして生きる喜びを、湖水地方で六百年以上つづく羊飼いの家系に生まれた著者が語りつくす。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー。
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toruo
(無題)
発表されたときにかなり話題になったのを覚えていたのと最近読んだ本で取り上げられていたので手にとってみた。イングランド北部の湖水地方と呼ばれる丘陵地帯で昔ながらの牧畜を営む羊飼いが書いた本。600年もこの地で羊を飼ってくらしてきた一族に産まれ作者は生まれたときから家業である牧畜を継ぐものと自分でも思っていて学校も十代半ばでやめてしまう。しかし父親との確執から大学に行くことを決意しオックスフォードに入ってしまう…面白いのは大学に入ったことで父親との仲が修復され、世界でも珍しいオックスフォード卒の羊飼いを現在営んでいる。祖父の代からの羊飼いの日常と歴史を描いているのだが殊更に家業を美化することもなく周囲の自然を殊更に持ち上げることもなく淡々と描いているところに好感が持てた。自分が子供の頃通っていた学校の話が出てきてそこは正直なところ鼻につくし読みにくいしそもそもおかしいとも思うのだけど...全体としては非常に面白かった。変なイデオロギーの話が無かったところも良い。
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