サイダーハウス・ルール(上)
ジョン・アーヴィング / 真野明裕
1987年9月30日
文藝春秋
1,815円(税込)
小説・エッセイ
主人公ホーマー・ウェルズは、“望まれざる存在”として生を享けた孤児だが「人の役に立つ存在になれ」というルールを、師のドクター・ラーチに叩きこまれる。ドクター・ラーチはセント・クラウズ孤児院の創始者。赤ん坊を分娩させる(deliver)産科医であり、同時に母親を救う(deliver)堕胎医でもある。堕胎に自分を「役立てる」ことへの反発と、堕胎医として「人の役に立つ」ことの桎梏に引きさかれるホーマーのディレンマが、そのままこの作品の投げかける問いかけとなっている。堕胎を描くことで人間の社会と歴史を捉えた、J・アーヴィングの最新長篇。
本棚に登録&レビュー
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー