だりや荘

井上荒野

2004年7月31日

文藝春秋

1,571円(税込)

小説・エッセイ

交通事故で死んだ両親が残したペンション、だりや荘。二人の夢を引き継ぐため、妹は東京を引き払い、夫とともに信州のこの地へやってきた。そこには、はかなく美しい姉が一人で住んでいた。親の庇護を失った姉を、妹夫婦はやさしく受け入れる。それが、たとえ他人には理解できないかたちであろうと…。それでも私には、このひとが必要なのだ。このひとが、私を必要としていなくても…。信州の四季を背景に、愛と喪失を描ききった美しくも痛烈な長篇小説。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstarstar
star
3.5

読みたい

1

未読

1

読書中

1

既読

7

未指定

5

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください