アルヴァとイルヴァ

エドワード・ケアリー / 古屋美登里

2004年11月30日

文藝春秋

2,420円(税込)

小説・エッセイ

この物語の舞台、エントラーラは、趣のある建物とそれなりの歴史を持ち、少し変わった住民たちが住む小さな町です。そこに生まれた双子、広い世界を夢見る姉アルヴァと、姉との別離に傷つき、ひきこもる妹イルヴァ。この姉妹が静かにいそしむのは、わが家のなかに「世界」をつくることーエントラーラの町を粘度の模型に写しとることでした。世界と渡り合うには個性的すぎ、また繊細すぎる姉妹のささやかな楽しみは、しかし、彼女たちの外側にある大きな「世界」を救うことになるのです。でも、どうやって?それは読んでのお楽しみ。どうぞエントラーラの町をご訪問ください。期待の新鋭が贈る繊細な工芸品のような長篇小説。

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