モノレールねこ

加納 朋子

2006年11月29日

文藝春秋

1,676円(税込)

小説・エッセイ

時をこえて届くあの頃からの贈りもの。儚いけれど、揺るぎないー「家族」という絆。デブねこの赤い首輪にはさんだ手紙がつなぐ、ぼくとタカキの友情(「モノレールねこ」)。夫を待つ時間に取り組んだ白いパズルの中に、犬の気配が(「パズルの中の犬」)。家族をいっぺんに失った中学生の私と、ダメ叔父さんの二人暮らし(「マイ・フーリッシュ・アンクル」)。私と偽装結婚したミノさんは、死んだ婚約者がそばにいると信じていた(「シンデレラのお城」)。ロクデナシのクソオヤジに苦しめられてきた俺に、新しい家族ができた(「ポトスの樹」)。会社で、学校で、悩みを抱えた家族の姿を見守るザリガニの俺(「バルタン最期の日」)。

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四萌山 華季

あんまりネタ暴露(ばれ)はねぇ〜(本文に続く)

starstarstarstar 4.0 2018年11月19日

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