
侍の翼
好村兼一
2007年11月30日
文藝春秋
1,833円(税込)
小説・エッセイ
唐津寺沢藩、槍の遣い手、宍倉六左衛門は、お家断絶で裏長屋での浪人暮し。還暦間近の年齢、労咳を病んだ愛妻を抱えて、きつい人足仕事の日々を過ごすが、手厚い看病の甲斐無く妻は死去。天涯孤独となり生きる意義を見失った六左衛門は、恥を晒しながら生きるよりも死をと決意する。ただ侍として、関ヶ原合戦、大坂の陣、島原の乱と、それぞれ見事な討死を遂げた祖父、父、息子のように、栄誉の終焉が望めないものだろうかと願う。ふとしたことから由比正雪、丸橋忠弥の企てを知り、絶好の死に場所に巡り合ったはずの六左衛門だったが、そこに思いもかけぬ運命が…。侍の誇りとは何か?大型新人が描く波瀾万丈のストーリー。
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