ミセス陳(タン)と呼ばれて

華僑になった日本人

陳儀文

1995年8月15日

文藝春秋

1,601円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

一九五一年、一月。鮮やかな青空に白い雲の飛ぶシンガポールの港の波は、南国の陽にきらめいていた。揺れ動く小舟から、色白の肌の美しい日本女性が、腕に赤子を抱いて上陸しようとしていた。岸に飛び交うのは英語と中国語。この土地には、当時、大使館もなければ、一人の日本人もいなかった。陳儀文-日本名、上田勢子。土地の人びとはまだ、日本に対する戦争中の憎しみを忘れてはいない。彼女がここで頼れるのは、自分の健康と才能。太陽のような性格の明るさ。そして中国系の夫の存在だけであった。それから約半世紀、繁栄のシンガポールと運命を共にした一人の女性の半生が生き生きと綴られる…。

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