オウムと私
林郁夫
1998年9月30日
文藝春秋
2,042円(税込)
人文・思想・社会
「坂本のときはうまくいったんだが…」。このつぶやきが、麻原彰晃の仕掛けた最後のワナだった。優しく有能で使命感にあふれる心臓外科医は、なぜオウムに入り、狡猾な教祖に騙されていったのか。そして、なぜ地下鉄にサリンをまいてしまったのか。あらゆる疑問に真摯に答えるべく、獄中で全存在を賭して綴った悔恨の手記。
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