
はじめての文学 浅田次郎
浅田 次郎
2007年4月16日
文藝春秋
1,361円(税込)
絵本・児童書・図鑑 / 小説・エッセイ
文学の入り口に立つ若い読者へ向けた自選アンソロジー。
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(無題)
はじめての文学シリーズ、浅田次郎編。 はじめての文学シリーズに収録される物語は作者の自選となるらしい。 正直なところ小・中学生相手にこれを選ぶのか、と苦笑してしまうほど大人向けの短編が多かった。 あとがきでは、精一杯背伸びして色々な本を読んでほしいと書いてあるので、あえて大人向けの小説家を選んだとも思われるが。そもそも、あとがきに書く内容も高度すぎて、小学生には理解が難しい気もするが。 まったく媚びないし、少し因業な気もしたが。 ただ、文章力はさすがだ。 小・中学生でこれを読めるようになれば、たいていの本はスラスラ読めるようになるだろう。
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