君よわが妻よ

父石田光治少尉の手紙

石原典子

2010年8月31日

文藝春秋

1,466円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

サラリーマンの石田光治(32歳)は昭和十二年八月、日中戦争に召集された。身重の妻(27歳)と長男(2歳)を残して。娘の誕生は戦地で知った。いち早い帰国を夢見ていたが、一年後、激戦の中で戦死。娘を抱くことはかなわなかった。戦地から送られた手紙は妻によって封印されトランクに七十年間眠っていた。-戦地でたおれるまで書き送った七十五通の手紙。

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