女のいない男たち

村上 春樹

2014年4月30日

文藝春秋

1,731円(税込)

小説・エッセイ

絡み合い、響き合う6編の物語。村上春樹、9年ぶりの短編小説世界。

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書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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0
2020年01月16日

みんなのレビュー (3)

Readeeユーザー

イエスタデイ

starstarstarstar 4.0 2020年01月15日

再読。6篇のうち「イエスタデイ」が好き。村上作品にありがちな幼なじみ同士のカップルの登場に胸がギュッとした。木樽が今、幸せであることを願う

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Readeeユーザー

結論を求めなければ楽しんで読める

starstarstar 3.0 2022年05月27日

全体的にどの話も次々ページをめくりたくなるくらいには面白かった。 村上春樹作品は「結論を求めない」意識で読めば、楽しく読めることがわかってきた。 どの話も「続きが気になる!結論が気になる!」というモヤモヤは残るけど。 最初に、これらの短編を1冊にまとめた経緯が説明してあったのも、村上春樹初心者としては、理解しやすくて良かった。 映画「ドライブ・マイ・カー」が、この本の中のいくつかの作品の要素から出来ている、というのもよくわかった。 どの作品も面白かったが、どれが特別抜け出て好きということはなかった。 最後の「女のいない男たち」は短か過ぎるのか、抽象的過ぎるのか、いまいちだったかな。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

ようやく図書館でも書架で見かけるようになったので手にとってみた。「海辺のカフカ」以後の長編はあらすじ見ただけであんまり手に取りたいとも思えず…。 ヘミングウェイのそれに似たタイトルの短編集は相手を失ったかまさに失おうとしている男達のことを描いた短編でモテない人の話ではない。古くはフィッツジェラルドやヘミングウェイ、最近ではトレヴァーやカーヴァーなど欧米には短編の名手がいて自分も好きなのだけど村上春樹のそれもかなりいい線行ってて読ませるものばかり。さすがに実力者で衰えていないな、と思わせられたがやはり最近の長編は手に取る気にならず…なぜだろう。

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