女のいない男たち
村上 春樹
2014年4月30日
文藝春秋
1,731円(税込)
小説・エッセイ
絡み合い、響き合う6編の物語。村上春樹、9年ぶりの短編小説世界。
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結論を求めなければ楽しんで読める
starstarstar 3.0 2022年05月27日
全体的にどの話も次々ページをめくりたくなるくらいには面白かった。 村上春樹作品は「結論を求めない」意識で読めば、楽しく読めることがわかってきた。 どの話も「続きが気になる!結論が気になる!」というモヤモヤは残るけど。 最初に、これらの短編を1冊にまとめた経緯が説明してあったのも、村上春樹初心者としては、理解しやすくて良かった。 映画「ドライブ・マイ・カー」が、この本の中のいくつかの作品の要素から出来ている、というのもよくわかった。 どの作品も面白かったが、どれが特別抜け出て好きということはなかった。 最後の「女のいない男たち」は短か過ぎるのか、抽象的過ぎるのか、いまいちだったかな。
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イエスタデイ
再読。6篇のうち「イエスタデイ」が好き。村上作品にありがちな幼なじみ同士のカップルの登場に胸がギュッとした。木樽が今、幸せであることを願う
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