
スクラップ・アンド・ビルド
羽田 圭介
2015年8月7日
文藝春秋
1,320円(税込)
小説・エッセイ
第153回芥川賞受賞作 「早う死にたか」 毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、 ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。 日々の筋トレ、転職活動。 肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して……。 閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生!
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(無題)
28歳の健斗(カーディーラーを辞め、就職活動中)は、母親と、88歳の祖父と暮らしている。 祖父は身体は健康だがほぼ寝たきりで、身体が痛い、死にたいと日々訴える。 健斗は、必要以上に介護をすることで、祖父の望む「苦痛のない死」を叶えてあげようとする。 祖父に厳しくあたる母親は、一見冷たくみえるが、優しくするのは結果的に祖父によくないときちんとわかっている。 祖父を過剰介護で弱らせようとする健斗の行動は、表面的に見れば狂っているかもしれないけれど、その考え方には共感できてしまう。高度に発達した医療によって日々なんの生きがいもないまま生かされることに何の意味があるのか。介護する側される側、双方にとってメリットがない。 淡々としたクセのない文章で、現代社会が抱える問題をすっと描いていて、考えさせられた。 自分がこの状況になっても生きたいかと考えるとな……でも死ぬのは怖いんだろうなと。 筋トレシーンも良かった。 追い込むことに快感を覚える人が筋トレできるんだろうな。 亜美とは別れちゃったのかな?? 祖父の戦争の記憶が嘘か本当か、とか、祖父は実は動けたんじゃないか?、とか、少しずつ謎を残したまま終わるのもよかった。
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(無題)
すぐ読めたが、ストーリーに起伏がない分読み取る力が試される気がした。文学という感じ 主人公とテレビでかつて見た作者が重なって見えた
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