さよならクリームソーダ

額賀 澪

2016年5月23日

文藝春秋

1,595円(税込)

小説・エッセイ

美大入学を機に上京した寺脇友親。同じアパートに住む才能豊かなイケメン先輩・柚木若菜を知るうちに、自分が抱える息苦しさの正体にも気づいてゆくー松本清張賞作家25歳が描くリアルな涙。美大生たちの日々に満ちる輝きと不安が胸に刺さるー傑作青春小説。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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0
2020年01月16日

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年08月14日

なんだろうな、途中までいいと思ってたんだけどなーー 美大生だし、やっぱ芸術に優れている人は何かしら闇を抱えていてそれが作品を生み出す可能性になっている確率は高いと思う、なので若菜さんと友親がどっちも家庭環境に問題あるところまでは納得してた。でも、ヨシキが心臓の病気で死んだり小夜子さんが飛び降り自殺しようとしたり、、と後半なってくにつれて、不幸の重ね付け感が否めなかったというか。人の生死に関わるエピソードが立て続けに語られると冷めるよねえ、、 美大の退廃的な空気、大学生の青春、そのへんのバランスは良かった。ただ、家族とは、っていうテーマに対して物語を生死みたいな楽な方向に任せずに書き切って欲しかったなーと思ってしまった。 愛のトンネルもなぁ、やりすぎ感。絵の具食べるシーンあたりですごく興醒めしてしまったな。 もしメディアワークスとかから出ている作品なら、このレーベルにしてはいいじゃんみたいな評価ができたかもしれない。難しい。

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