
超一流になるのは才能か努力か?
アンダース・エリクソン / 土方 奈美 / ロバート・プール
2016年7月29日
文藝春秋
2,035円(税込)
人文・思想・社会
◎勉強、仕事、子育て すべてに応用可能の鉄則◎ 著者のアンダース・エリクソン教授は、「超一流」研究の第一人者。 『タイム』『ニューヨーク・タイムズ』をはじめ、各紙誌で取り上げられ、 世界中から大きな注目を集めた自身の研究結果の全てを、本書で初公開! チェス、バイオリン、テニス、数学……。 世界中のトッププレーヤーたちを、30年以上にわたって科学的に研究。 そして導き出された「超一流」への鉄則とは? 鉄則1:自分の能力を少しだけ超える負荷をかけつづける 鉄則2:「これで十分」の範囲にとどまっていると、一度身につけたスキルは落ちていく 鉄則3:グループではなく、一人で没頭する時間を確保する 鉄則4:自分の弱点を特定し、それを克服するための課題を徹底的に繰り返す 鉄則5:練習を「楽しい」と感じていては、トッププレーヤーにはなれない 鉄則6:これ以上集中できないと思った時点で練習や勉強はうちきる 鉄則7:上達が頭打ちになったときは、取り組むメニューを少しだけ変えてみる 鉄則8:即座にフィードバックを得ることで、学習の速度は劇的に上がる 鉄則9:オンの時間とオフの時間をはっきり分け、一日のスケジュールを組む 鉄則10:どんな能力も生まれつきの才能ではなく、学習の質と量で決まる 【目次】 ■序 章 絶対音感は生まれつきのものか? 絶対音感は、その言葉の意味するところから、生まれつき持っている人と持っていない人に分かれていると考えられてきた。ところが、幼少期にある練習をすれば、ほぼ全員が絶対音感を身につけることができる、ということがわかってきた。 ■第一章 コンフォート・ゾーンから飛び出す「限界的練習」 短期記憶では、7ケタの数字を覚えるのが限界。実は、それは誤った常識だ。私と特別な練習を繰り返した学生は、最終的に82ケタも記憶することができたのだ。限界を少し超える負荷を自身にかけつづける。そこに秘密がある。 ■第二章 脳の適応性を引き出す 限界的練習によって、最も変化が起こるのは脳である。たとえば、バイオリニストやチェリストは練習を積むうちに、演奏において最も重要な左手指を制御する脳の領域が大きくなる。こうした脳の変化こそがあらゆる「能力」の正体なのだ。 ■第三章 心的イメージを磨きあげる チェスのグランドマスターは試合途中のチェス盤を数秒見るだけで、すべての駒の配置を覚え、ゲーム展開を完璧に理解してしまう。超一流が、瞬時に膨大な情報を処理するために活用しているのが「心的イメージ」だ。それは一体何なのか。 ■第四章 能力の差はどうやって生まれるのか? 超一流のバイオリニストと、音楽教員になる道を選んだバイオリニスト。両者を比べると、超一流は18歳までに、平均で4000時間も多く練習を積んでいた。だがそのレベルに到達する
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