出会いなおし

森 絵都

2017年3月21日

文藝春秋

1,540円(税込)

小説・エッセイ

年を重ねるということは、おなじ相手に、何回も、出会いなおすということだ。出会い、別れ、再会、また別れー。人は会うたびに知らない顔を見せ、立体的になる。人生の特別な瞬間を凝縮した、名手による珠玉の六編。

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Readeeユーザー

(無題)

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2.8 2020年03月02日

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Readeeユーザー

(無題)

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3.1 2019年12月23日

「出会う」のは偶然の産物なのだから、出会いなおす事は本来あり得ないはずである。初対面の時は全く意識していなかったにもかかわらず、何年後かに再会して恋に落ちた、という事はあり得るかもしれない。 挿絵画家の私と雑誌編集者のナリキヨは、最初から意識する間柄であった。しかしその仲が恋愛関係に発展する事はなかった。それから7年後、2人ともその間に社会生活で身につけた虚飾を取り払い、素のままの自分で生きることに自信を持てるようになっていた。そうした2人の再会は、「出会いなおし」にふさわしい希望にあふれるものであった。 本書には表題作のほか、5編の短編が収録されている。共通するテーマは再スタートである。

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