隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働

ルトガー・ブレグマン / 野中 香方子

2017年5月25日

文藝春秋

1,650円(税込)

人文・思想・社会

オランダの29歳の新星ブレグマンが、「デ・コレスポンデント」という広告を一切とらない先鋭的なウェブメディアで描いた新しい時代への処方箋は、大きな共感を呼び、全世界に広がりつつある。最大の問題は、人間がAIとロボットとの競争に負けつつあること。その結果「中流」は崩壊し、貧富の差は有史上、もっとも広がる。それに対する処方箋は、人々にただでお金を配ること、週の労働時間を15時間にすること、そして国境線を開放することである。それこそが、機械への『隷属なき道』となる。

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長江貴士

書店員

ルトガー・ブレグマン「隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働」

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0
2019年12月24日

みんなのレビュー (4)

Tojo Hiroyuki

人生における時間とお金について。そしてその世界的な配分の見直し。

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4.2 2022年02月23日

これは今の自分の問題意識やら興味やらにスコンとハマり、面白く読めたし、意識を変える良い本であった。 これから出会う社会問題に対して、この本に書かれていたことに立ち返ることも多いだろうと予想する。

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Readeeユーザー

ベーシックインカム

starstarstarstar 4.0 2021年05月14日

・週15時間労働 ・ベーシックインカム ・国境のない世界

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2021年04月10日

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2018年12月09日

ベーシックインカムは、個別の福祉補助より自立を扶け 経済効果は遥かに高いとの主張 データに基づくとのこと 一方でAI時代に資本家が握っているロボットの稼ぎをどう再分配するかの方法論はない。 少なくとも扶助よりもベーシックインカムの論調は正義と妥当性がある。

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