コルトM1847羽衣

月村 了衛

2018年1月12日

文藝春秋

1,870円(税込)

小説・エッセイ

「あたしは羽衣お炎。こう見えても、江戸じゃあちっとは知られた稼業人さ」四年前に佐渡へと送られた無宿人。嘘か真か、それが想い人の青峰信三郎らしい。“羽衣”の異名を持つ女渡世人のお炎はそんな噂を聞きつけ、アメリカ製の最新式六連発銃・コルトM1847を携え信三郎を探す旅に出た。しかし佐渡の金山には、「オドロ様」なる奇怪な像を信仰する邪教が広がっていた。オドロ様一党と対立し、追い詰められたお炎はコルトを抜くが、やがて恐るべき陰謀に巻き込まれるー。濁流のようにうねる物語。圧倒的なリーダビリティを誇る時代長編!

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田口幹人

書店員@リーディングスタイル

江戸時代の裏社会に生きた者たちの生き様が炙りだす表社会の闇

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3.0
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2020年01月15日

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

(無題)

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2.3 2018年03月18日

婀娜なお姉さんと6連発ピストル。たおやかでセクシーな羽衣お炎さんの得物はコルトM1847。時は江戸末期。時代が大きく動く激動期、そんな時代に身を置いた鉄火肌のお炎お姉さんが最先端の6連発コルトを手にして立ち向かうは、無骨な薩摩っぽ、そして佐渡金山でカルト集団化した水汲み人足の群れ。非力な女性が強力な武器で巨悪に立ち向かい、バッタばったと悪漢を討ち取る爽快な物語、こんな設定の小説は昔からたくさんあったような気がする。題名だけからでもそんな内容を予感できる。しかも読後の爽快感も期待できるのだろう。 発端はお炎さんの恋物語。薩摩藩重役の倅、それも部屋住み息子・信三郎と女博徒・炎との身分差を超えた恋である。将来を誓った信三郎が行方不明となった。どうやら佐渡金山へ送られた無宿人が信三郎ではないかとの情報を得て、単身佐渡へ渡ったお炎だった。お炎を姐御と慕う軽業師のおみんとの出会い。あわやの危機一髪を救ってくれた裏稼業の玄人たち。彼らが立ち向かうのは、佐渡からの産出金に野望を抱く薩摩藩士と「おどろさま」の元に狂信化した金山の人足達であった。

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