鵜頭川村事件

櫛木 理宇

2018年6月25日

文藝春秋

1,980円(税込)

小説・エッセイ

一九七九年・六月。亡き妻・節子の田舎である鵜頭川村へ、三年ぶりに墓参りにやってきた岩森明と娘の愛子。突如、山間の村は豪雨に見舞われ、一人の若者の死体が発見される。村の有力者・矢萩吉朗の息子で問題児の大助が犯人だと若者たちは息巻くが、矢萩家に誰も反抗できず、事件はうやむやとなる。抱えていた家同士の対立が顕在化し出し、若者たちは自警団を結成する。動き始めた狂気がさらなる狂気を生み、村は騒乱に巻き込まれていくー父と幼い娘は閉ざされた村での暴動と狂乱から逃れられるのか。狂気が狂気を呼ぶ、パニックサスペンス!

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(12

starstarstar
star
3.2

読みたい

14

未読

6

読書中

3

既読

49

未指定

55

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

閉塞感がリアル

starstarstarstar
star
4.6 2018年08月23日

このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください