
幽霊解放区
赤川 次郎
2019年1月11日
文藝春秋
990円(税込)
小説・エッセイ / 新書
赤川ミステリーの世界を堪能できる、人気シリーズの第二十七弾が登場! 宇野と夕子が旅先のレストランで食事をしていると、”死んだはずの男”から「予約」の電話が入った。 この男は、かつて地元商店街会長の16歳の娘が遺体で発見された際に、店の主人の証言によって、殺人容疑で逮捕され、現場検証の直後に、トラックにはねられ、即死していた。 後日、この家族が暮らしていた家も、謎の火事で全焼してしまった。 果たして、「死者からの予約」はホンモノなのか。 被害少女は、いったい誰に殺されたのか。 不穏な雰囲気が漂う街の謎に、宇野と夕子が迫る。 表題作のほか、「ふさがれた窓」「忘れな草を私に」「悪夢の来た道」「悪魔の美しさ」「行列に消えて」「手から手へ、今」の計七篇を収録。
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