
夜に星を放つ
窪 美澄
2022年5月24日
文藝春秋
1,540円(税込)
小説・エッセイ
かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集。 コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」、父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。
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星を見て思い出すあの人
starstarstar 3.9 2022年10月15日
star
直木賞受賞作。
人との関わりの温かさ、切なさ、儚さ等が詰まった短編集。
表題作は、婚活マッチングアプリで出会った人とのお話。3年前に双子の姉妹が死に、結婚して子供を産みたいと強く思うようになった。ほれで出会った、女性慣れしてなさそうな男性で、好きだったが、相手が結婚していることを知り、つらくなる。
死んだ双子の彼氏とのご飯、星を見ての会話…
夜空の星を見る時、ふと星座の話をした人のことを思い出す。もう会えなくても思い続ける。
そんな優しい愛の形に胸ギュン
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とーちゃんの記憶装置
(無題)
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