さよなら凱旋門

蜂須賀 敬明

2024年3月11日

文藝春秋

2,200円(税込)

小説・エッセイ

現代→1916年。日本人騎手が「蹄鉄」に転生! フランスの凱旋門賞に出場した日本人騎手・藤晩夏は、レース中の落雷で異世界に転生してしまう! 口の悪い「蹄鉄」になった晩夏は、アラブ系の少年アリーの相棒として、ロンドン郊外からアメリカのケンタッキーへ、馬たちの成長を見守ることになった……。愛と裏切りと、狂気と堕落と執念と。さまざまな苦難と対峙して、世界的な名馬たちの誕生から、悲劇的な死に至るまで、アリーと晩夏は時代を走り抜ける。サラブレッドロマンあふれる大河小説! 「さよなら凱旋門」目次 序章  二〇〇五年、フランス・パリ 第1章 ブリーズイングラス 1一九一六年、イギリス・ロンドン郊外 2月下の帆 3新天地 4商談 第2章 セイルウォーター 5杭を打つ 6夏の夜風 7約束の五月 第3章 ディオスクロイ 8流転する金 9手作り 10再始動 11ふたつの星

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