最後のテレビ論

鈴木 おさむ

2024年3月27日

文藝春秋

1,870円(税込)

ビジネス・経済・就職

「これは僕の、テレビ界への遺言です」 32年間続けた放送作家を辞める鈴木おさむ氏が辞めるまでの半年間で綴った、 テレビの真実とヒット番組の裏側。 「これはテレビがテーマのエッセイ本ではありません。 32年間放送作家をやってきた僕からテレビへの遺言です。 大きく変わるテレビ。 変わるしかなくなったテレビ。 今までは書けなかったことを全部書きました。 辞めるからこそ伝えたかったこと、残すべきことを。 さよなら、テレビ。 ありがとう、テレビ。」     -- 鈴木おさむ 【目次】 はじめに -- 断筆宣言 --  第一章 放送作家の仕事とは 自分に付加価値をつける  放送作家はテレビ局員のパートナー  頑張っている若者に結果を与える  テレビ業界のギャランティー  僕の人生を変えた二人   TBS阿部龍二郎vsフジテレビ片岡飛鳥 生キャラメル戦争  第二章 ヒット番組の作り方 ギリギリの勝負に挑む 予想を超えた「めちゃイケ」濱口ドッキリ 想像のつかないことをおもしろがる 異例の投資企画「¥マネーの虎」 思い切って番組を変える ゴールデン昇格後のピンチを乗り越えた「Qさま‼」 嫌なところも見せる 企業の商品を酷評した「お願い!ランキング」 作り手の責任 「ほこ×たて」のヤラセ事件から考えること ネガティブを逆手に “ジャニーズ”をフリにした「キスマイBUSAIKU⁉」 スターは奇跡を起こす SMAPの「FNS27時間テレビ」 自分の得意なフィールドを見つける 初めての連ドラ脚本「人にやさしく」  ヒットに繋げるキャスティング 主演女優を伏せた「離婚しない男」 第三章 僕が尊敬するテレビの裏方たち 視聴者が見たいものを見せる勇気 木村拓哉を熱湯風呂に入れる 大物を口説いた努力と気遣い 高倉健に送った50通の手紙 常識を疑い、常識を壊す 伝説を作った土屋敏男と飯島三智 命を懸けて物を作る 業界ナンバー1のクレイジー・ナスD タレントに汗をかかせる 10年続く番組を作った鶴瓶のマネージャー 第四章 スター&レジェンド論 テレビは事件を求めている 沢尻エリカ「かぶき者」の魅力 常に勝負する緊張感 緒形拳のスイッチを入れた木村拓哉 スターは全て持っていく 浜崎あゆみとの駆け引き どんな企画も徹底的に ウィル・スミスが「SMAP×SMAP」に 今、本音を聞きたい人 マツコ・デラックスにやってほしい企画 振り切る時は思い切る 槇原敬之が伝説を作った曲 ドキドキさせる物語の作り方 尾田栄一郎からのリクエスト 第五章 最後のテレビ論 大河ドラマと朝ドラをやるとしたら 人生こそ最強のコンテンツ 奇跡が起きる可能性を信じる 最後のテレビ論

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