竹紙を漉く

文春新書

水上勉

2001年8月31日

文藝春秋

770円(税込)

科学・技術 / 新書

作家・水上勉氏が、竹製の文楽人形を操る独自の舞台芸術に足を踏み入れていなければ、中国唐代に源を発し、宋代に隆盛をきわめた「竹紙」が、現代日本に蘇ることもなかっただろう。竹製の人形の面に、餅状にした竹の繊維を用いるうちに、水上氏は、竹の文化の奥深さと竹紙漉きの魅力にとりつかれる。マニュアルは、宋応星が著した中国明代の産業百科全書ともいうべき『天工開物』ただ一冊。本書は二十年以上におよぶその実践の記録である。

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