ユニクロ型デフレと国家破産
文春新書
浜 矩子
2010年6月18日
文藝春秋
935円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 新書
リーマン・ショック以降、猛威をふるう「新型デフレ」の下、値下げ競争と賃金安に歯止めがかからない。一方、ギリシャなどグローバル恐慌で財政破綻する国が現れ、その余波が世界中に波及している。明日はわが身か、“赤字国家”日本が二十一世紀に生き延びる道はどこにある?気鋭のエコノミストが読み解く地球経済。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(2)
starstarstarstarstar
読みたい
0
未読
1
読書中
0
既読
4
未指定
9
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
(無題)
何故、ユニクロ型デフレが問題かと言えば、歯止めなき安売り競争を激化させるだけで、日本人が伝統的に保持してきた「質へのこだわり」を失わせ、日本人の魂さえ破壊しつつあると言うのである。さらに問題なのは、賃金の下落・失業の増加による購買力の低下である。デフレだからこそ労働分配率を引き上げて、消費者にモノを買わせるべきである。企業がひたすら安いものを造り続けて、体力の弱い企業から倒産して失業者がふえる状態から脱却する為には、一人勝ちの思想から「みんながそこそこやって行ける」方向を目指すしかないと著者は訴える。
全部を表示いいね0件