女たちの壬申の乱
文春新書
水谷 千秋
2021年8月19日
文藝春秋
935円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
大友皇子(弘文天皇)と大海人皇子(天武天皇)の争いとして知られる壬申の乱。しかし、そこには知られざるドラマがあった。持統天皇、額田王、倭姫皇后など、激流の中で自らの運命を生きた女性たちの活躍を描く。
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ケムケム
天智天皇と天武天皇の周辺の女性を描いた作品。しかし、ガッツリした歴史書です。
壬申の乱の前後の、天智天皇、天武天皇、持統天皇の権力闘争を紹介しつつ、皇后やその他の妃たちの動向を描いている。 「女たちの壬申の乱」というタイトルだが、男たちの権力闘争が丁寧に記述されており、ガッツリとした歴史書である。面白かった。
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