坂の上の雲 五

文春文庫

司馬 遼太郎

1999年2月10日

文藝春秋

847円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

強靱な旅順要塞の攻撃を担当した第三軍は、鉄壁を正面から攻めておびただしい血を流しつづけた。一方、ロシアの大艦隊が、東洋に向かってヨーロッパを発航した。これが日本近海に姿を現わせば、いま旅順港深く息をひそめている敵艦隊も再び勢いをえるだろう。それはこの国の滅亡を意味する。が、要塞は依然として陥ちない。

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Readeeユーザー

あらすじ

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4.1 2023年08月17日

203高地からの旅順攻略、バルチック艦隊の大航海、秋山好古の騎兵隊の活躍開始が描かれた。中でも児玉源太郎が乃木希典のプライドを傷つけずに作戦遂行するシーンが印象的だった。 また、秋山真之のあらゆる書物を読み原理を抽象化し、オリジナリティを作り上げたという話に感銘を受けた。

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ぱうあたん

日露戦争~203高地~

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4.5 2022年12月27日

日露戦争についてこれでもかというほど細かく記述されています。実際に本人が言った言葉なのか、不明確な点もありますが、国家間の戦争という大きな話の中にも人間ドラマがあることがよく分かります。 この作品の良い所として、主人公が絶対的ではないところがあります。 主人公も一人の人間であり、判断を誤ることがあります。そんなところも人間臭くてとても好感が持てます。

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Haba Masato

(無題)

starstarstarstar 4.0 2018年08月23日

旅順要塞の襲撃の話が描かれています! もう一度読みます!

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