この国のかたち 五

文春文庫

司馬 遼太郎

1999年1月8日

文藝春秋

682円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「葦原の瑞穂の国は神ながら言挙げせぬ国」(万葉集)-神ながらということばは“神の本性のままに”という意味である。言挙げとは、いうまでもなく論ずること。神々は論じない。-神道や朱子学はわが国の精神史にいかなる影響を与えたか。日本人の本質を長年にわたって考察してきた著者の深く独自な史観にもとづく歴史評論集。

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