武田信玄 風の巻

文春文庫

新田 次郎

2005年4月8日

文藝春秋

935円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

狂乱の日々を送り、民に恨みの声をあげさせていた父・武田信虎を追放して甲斐の国の主となった信玄は、信濃の国に怒涛の進撃をはじめた。諏訪頼重を甲斐に幽閉し小笠原長時を塩尻峠に破り、さらに村上義清を砥石城に攻略する。信玄は天下統一を夢みて、京都に上ろうと志す。雄大な構想で描く歴史小説の第一巻。

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mxa

(無題)

starstarstar 3.0 2020年08月14日

30年ぶりの再読。父信虎へのクーデターと信濃攻略。「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」とは言いながらも、佐久の仕置きを読んでいると・・・若かったのかな?病に冒されているときに残酷な判断するって、わかるようなわからないような。金山開発、鉄砲重視、道路整備、法整備と若いうちから内政家としての手腕がするどかったのですね。

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